Corporate Due Diligence in Hong Kong
香港で、取引先の実態を確かめる
香港は、会社の情報が制度として公開されている土地です。公司註冊處(Companies Registry)で登記の内容を確認でき、事業を営む会社は商業登記証(Business Registration Certificate)を持っています。書類の上での確認は、比較的しやすいほうだと言えます。
問題は、そこから先です。
香港で、特に起こりやすい理由は何ですか
登記上の住所が、会社秘書役(company secretary)の事務所になっている会社が多いためです。香港では会社秘書役を置くことが求められており、その事務所の住所を登記に使う形が広く行われています。
これ自体は正規のやり方で、何ら問題のあるものではありません。ただ、その結果として同じ住所に何百社もの登記が集まることになります。住所を訪ねても、そこに相手の事業所はありません。
つまり、香港では登記の確認だけでは足りないということです。書類で分かる範囲と、現地に行って分かる範囲を、両方から突き合わせる必要があります。





