香港の制度が、いまどうなっているか

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解説

香港は、中国とは別の法域です

このページで書くのは、確認できる範囲を決めている枠組みだけです。政治的な評価や、今後どうなるかという見通しは扱いません。当社が判断する立場にありませんし、ご依頼の役にも立たないためです。

別の法域である、ということ

香港は中国の一部でありながら、独自の法制度を持つ地域です。会社に関する法律も、個人情報の扱いを定めた法律も、中国本土のものとは別に存在します。

この点は、確認の実務に直接効きます。中国本土で通用する手続きが、香港ではそのまま使えません。逆も同じです。だから当社では、中国本土のご相談と香港・マカオのご相談を、別のものとして扱っています。

マカオもまた、香港とは別の制度を持つ地域です。詳しくは マカオで、どこまで確かめられるか をご覧ください。

会社の情報は公開されています

香港では、公司註冊處(Companies Registry)に会社の登記があり、決められた手続きで内容を確認できます。会社名、設立の時期、登記されている住所、株主、取締役、会社秘書役。

これは取引の安全のために開かれている制度です。誰が行っても同じものが取得できます。特別なルートや、当社だから取れるという性質のものではありません。

個人の情報は、保護されています

一方で、香港には個人資料(私隠)条例があり、個人に関する情報の取り扱いが定められています。「海外だから緩い」ということはありません。

会社が開かれていることと、個人が開かれていることは、まったく別の話です。日本の住民票にあたる公開の制度は、香港にはありません。誰かの現住所を記録から引くという方法は使えません。

この枠組みが、確認の範囲を決めています

制度の話は、そのまま「何が確かめられて、何が確かめられないか」につながります。整理すると、こうなります。

制度確認への影響
会社の登記が公開されている 会社の実在、設立の時期、株主や取締役、登記されている住所を確認できます。取引先の確認では、ここが出発点になります。
登記住所と事業所が別のことがある 会社秘書役の事務所を登記住所にする形が広く行われています。書類が整っていても、そこに事業の実体があるとは限りません。現地での確認が必要になる理由です。
個人情報が保護されている 住所、家族関係、資産、婚姻の状況。いずれも公開されていません。人に関する確認は、公開の場所で見える範囲と、関わる法人の登記から辿ることになります。
住民登録の公開制度がない 日本の住民票にあたるものがありません。人を探すご依頼で時間がかかるのは、この一点が大きく効いています。
本土・マカオとは別の制度 対象が香港の外へ動いた場合、同じ手続きは使えません。確認できる範囲も変わります。

制度は変わることがあります

ここに書いた枠組みは、変わりうるものです。手続きや、取得できる項目が改められることもあります。

ご依頼をお受けする際には、その時点で何が確認できるのかを改めてお伝えします。このページの記載だけを前提に、進め方を決めることはありません。制度そのものについて詳しくお知りになりたい場合は、専門の方にご確認ください。

歴史については書きません

このページは以前、香港の歴史と現在をたどる内容でした。その形をやめました。

歴史の解説は、当社より詳しい資料がいくらでもあります。そして、ご依頼を検討されている方が知りたいのは、いま何が確かめられるのかという一点です。そこに絞りました。

0120-280-050 海外から +81-48-284-3101 / ご相談は無料です

本ページは総合探偵社トラストジャパン(香港・マカオ担当)が作成しています。当社は日本で探偵業の届出をしている事業者です(埼玉県公安委員会 第43210012号)。
最終更新:2026年8月

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