Japanese Residents in Hong Kong and Macau
香港・マカオにいる
日本人について
香港やマカオに移った日本のご家族について、日本側から様子が分からなくなったというご相談をお受けしています。駐在、移住、留学、そのまま現地で働き続けている方。事情はさまざまです。
共通しているのは、ある時点から日本の公的な記録では追えなくなるという点です。これは制度の仕組みによるもので、ご本人が隠しているからではありません。
01日本側の記録は、どこで切れるのか
海外へ長期に移る際、市区町村へ海外転出届を出します。この時点で、日本の住民票からは除かれます。
| 日本側の記録 | そこから分かること |
|---|---|
| 住民票 | 海外転出届の提出後は除票となり、現住所は載りません。転出したという事実と、その日付までです。 |
| 戸籍 | 戸籍そのものは残ります。婚姻や出生の届け出があれば反映されますが、住んでいる場所は記載されません。 |
| 戸籍の附票 | 国外へ転出したという記録と、日本国内での最後の住所までが分かります。請求できるのはご本人、配偶者、直系のご親族などに限られます。 |
| 在留届 | 外務省へ提出されるもので、緊急時の連絡のための仕組みです。領事館や大使館から第三者へ開示されることはありません。 |
| パスポートの記録 | 渡航先や渡航歴を、第三者が確認する方法はありません。 |
「役所で調べられるのでは」というご質問について
実際によくいただきます。戸籍の附票を取れば、国内での最後の住所までは分かります。ご本人や直系のご親族であれば請求できますので、まずそちらを確認していただくのが順序です。
ただし、そこから先——香港のどこに住んでいるか——は、日本側のどの記録にも載っていません。大使館に問い合わせても答えは得られません。在留届は行政が緊急時に連絡するための仕組みで、照会に応じるためのものではないためです。





